家族構成の変更や急な転勤などでマンションの住み替えを検討しているあなた。
今住んでいるマンションをどうするか悩んでいませんか?今まで住んできた愛着あるマンションを残せないかと思いますよね。
選択肢としては大きく2つあります。
1.売却
2.賃貸
それぞれにメリットとデメリットがあります。簡単にまとめましたので、まずは確認してみてください!

賃貸にするメリット・デメリット
メリット
メリットはもちろん賃貸が順調に付けば家賃収入が入ります。毎月、決まった金額が振り込まれるのです。
もし住宅ローンが残っているのであれば、家賃収入でローンの返済が可能になります。
また、不動産を所有する事で新しく住宅ローンなどの融資を受ける場合に共同担保として提供する事も可能になります。
共同担保とは、新しく購入する不動産と併せて現在のマンションを担保として提供する事です。
不動産経営は経費計上が認められます。
これまでも支払ってきた修繕積立金や管理費などは経費計上が可能になります。その他、経費計上が可能になるものも様々あります。
確定申告の手間はかかりますが給与所得との損益通算が可能になります。
つまり、給与所得から不動産経営の損失分を通算する事で、納める税金が減額される事があります。
デメリット
まず、大きなデメリットとして借り手が見つからなければ収入がありません。
入居者がいなければ住宅ローンの支払いや修繕積立金・管理費が支出するだけになります。費用負担が重く感じてしまいます。
また入居者が無事についたとしても、退去のたびにハウスクリーニングなどの費用が発生します。
更に、再募集をするためにはリフォームが必要になる場合もあります。
1番の大きなデメリットは借主がいる段階で売却を検討した場合にすぐに売却ができない場合もあります。
オーナーチェンジ物件は評価が厳しくなります。
内覧が出来ないという点もデメリットの1つです。どんな状態になっているのか確認する事ができないのです。
ただ、オーナーチェンジ物件を好む不動産投資家のような人もいますので、一概全く売れないというわけではありません。
売却にするメリット・デメリット
メリット
売却のメリットはなんと言っても『キャッシュが手元に入る事』です。
売却をする事でまとまった金額が手元に入ってきます。その資金を元に住宅ローンを完済する事も可能ですし、新しいマンションを購入することも可能になります。
また、将来の売却価格変動を気にする必要がなくなります。
売却を行う事で、修繕積立金や管理費の支払い義務も無くなります。
デメリット
売却のデメリットは必ずしも希望の金額が手元に残らないことです。
査定額が予想よりも低かったり、買い主がなかなか現れないといった事も予想されます。
売却金額の全額が手元に残るわけではありません。様々な費用がかかりますので、意外に残らないというケースもあります。
先ほど、述べたように売却した資金で新しいマンションを購入する予定ならば、売却が進まないと住み替えのミッション自体が進まないという事になってしまいます。
自分だけで決める必要はありません!
賃貸・売却どちらにもメリット・デメリットがあります。
季節や立地条件などそれぞれの事情で更にメリットやデメリットが変わってきます。
そのため『こちらがおすすめ!』と一概に断言することはできません。
あなたが、現在置かれている事情によって最適な判断は変わってきます。
そのような場合、不動産会社の担当者に相談して、これからのライフプランを考えて判断をしていきましょう。
現在の市場環境についてこちらの記事もおすすめです!ぜひご覧ください。