日銀の金融緩和策である「マイナス金利」が日本経済を揺さぶっています。
マイナス金利が発表されてから、日本の10年物長期国債は金利が急激に下落しました。
この10年物長期国債の金利は住宅ローンの金利指標となっています。
つまり、住宅ローン金利が急激に下落する可能性があります。
大手都市銀行の住宅ローン金利は実際に下がっています。変動金利では0.6%台の住宅ローンも販売されています。
住宅ローンの金利が下落すると不動産購入予備軍の購入意欲が刺激されます。
だからこそ今が不動産の売り時です!今回は住宅ローンと不動産についてご紹介します。

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住宅ローン金利の下落が過去最低水準になっています!
現在の住宅ローン金利水準は過去最低です。
一般的な変動金利で見てみるとメガバンクと言われる都市銀行でも0%台の金利水準となっています。
価格.comを見てみると下記のような金利水準となっています。
1位:住信SBI銀行 0.579%
2位:ソニー銀行 0.539~0.589%
3位:じぶん銀行 0.568%
4位:イオン銀行 0.570%
5位:楽天銀行 0.658%
上位5銀行が全てネット系銀行となっています。
しかし、これらのネット銀行では融資手数料が必要になりますので注意が必要です。
仮に金利ランキングでは8位のりそな銀行を使用した場合、金利は「0.625%」ですが融資手数料は0円です。
上記のような手数料を含めた諸費用を全て合計して返済総額を計算するようにしましょう。

住宅ローン金利の下落は不動産市場の活性化要因になります!
住宅ローンの金利が下落すると、これまで家を購入する事を検討してきた購入予備軍が購入へと動き出します。
つい先日も、私の友人が
「妻が急に家を買うと言いだしたので、住宅ローンの金利動向と固定金利・変動金利について教えて!!」
と電話がかかってきました。
その友人は32歳の男性です。この年代層がこれからの購入予備軍となりそうです。
友人が話していたのですが、中古も視野に入れて購入する物件を決定したいと言っていました。
横浜のマンション傾斜問題が発生した影響で、中古物件も視野に入れて家の購入を検討している人が増えているようです。
住宅ローン金利が下がったことで、これまでよりも月々の返済負担が低くなります。
購入予算も気持ち程度上乗せされる事が予想されます。
これまで市場に居なかった購入予備軍が出てくるこのタイミングがあなたの家の売り時であると言えます。

マンションの買い替えも今が絶好のタイミングです!
マンションの買い替えを検討しているあなたにとっては、今が買い替えを実施する絶好のタイミングであると言えます。
先ほどもご紹介した通り、住宅ローンの金利が下がっています。
売り時でもありますが、買い時でもあります。
購入予備軍が動き出している今なら、現在住んでいるマンションの売却もスムーズに手続きが進むことでしょう。
購入するマンションについても、金利面で有利な条件を引き出せる可能性が高くなります。
売却する物件の価格を周辺相場よりも下げて広告活動を実施しなくても、適正価格で売却が可能な時期となっています。
売却した金額で現在、利用している住宅ローンを完済して、新しく購入するマンションは新規で住宅ローンを組む事も可能になります。
住み替えを検討しているのであれば、まずは現在のあなたのマンションの価値を把握することからスタートしましょう!

絶好のチャンスが目の前に転がってきました!
日銀による「マイナス金利」政策の導入によって、願ってもないチャンスがあなたの目の前に転がってきています。
日本の歴史上初めての長期国債金利がマイナスになる瞬間に私たちは立ち会っています。
まさに歴史の針が動いた瞬間です。
なぜマイナスの金利でも国債が売れるのかという理由は割愛しますが、この低金利は千載一遇のチャンスなのです。
迷っていてはチャンスを逃してしまいます。
結果的に売却しない結論を出す事になったとしても、現在のあなたの家の価値を知っておく事にデメリットはありません。
簡単なあなたの家の情報を入力するだけで価値が分かるので、ぜひ利用してみて下さい!
