マンションを売却を行う場合、周辺のマンションの相場を知ることが大切です。
あなたのマンションの販売価格を決定するときに大切な情報になるからです。
- 出来る限り早く売りたい。
- 安すぎる販売価格だと嫌。
という心のバランスも気になります。
自分のマンションはいくらぐらいで売れるのだろうと悩む前に周辺の相場を調べることである程度の価格を想定できます。
今回は売却価格決定の指標となる周辺のマンション相場を知る方法と売却に向けた準備についてご紹介します。

フリーペーパーと机上査定を使う
マンションの周辺相場を簡単に調べる方法が2つあります。
1つ目の方法は駅前やコンビニのフリースペースに置いてある不動産除法雑誌を確認する方法です。
『スーモ』などのフリーペーパーでは新規分譲物件だけでなく、中古のマンション情報も掲載されています。
この不動産情報雑誌を使って、あなたのマンションと同じエリア、同じ間取りの物件を探しましょう。
同じ規模のマンションがどの程度の値段で掲載されているかを確認します。
エリア・間取り・室内の面積・築年数などが簡易な判断基準になります。
2つ目の方法はインターネットで簡単に出来る『机上査定』です。
こちらは、インターネット上で簡単はマンションの情報を入力すると全国にある500社以上の不動産会社の中から最大で6社の不動産会社が周辺のデータなどを基に簡単な査定額を算出してくれます。
個別の部屋の状況などを勘案しないため、相場を調べる良いツールになります。
この机上査定はあなたのパートナーとなる不動産会社を探すツールにもなります。
机上査定は約1分程度で入力が完了するのでぜひ利用してください。
売却に向けた資料の準備
さきほどの方法では、簡単な周辺のマンション相場しか分かりません。
あなたのマンション固有の事情は想定されていないからです。
もっと詳しい相場を調べるためにはマンションを購入した当時の書類を準備する必要があります。
更に売買契約書や固定資産税納付書などを準備するとマンションの詳しいスペックが分かるので相場を調べやすくなります。
マンションの価格は3つの要因に左右されます。
1.土地の評価
2.建物の評価
3.市場の状況
土地の評価は地価調査を利用すればある程度、把握する事が出来ます。
その評価は固定資産税評価額と関連しているので固定資産税納付書があれば、ある程度の土地の評価が分かります。
次に建物の評価ですが、インターネットで国土交通省が発行している不動産価格の指標などを確認すると相場が見えてきます。
最後に市場の状況ですが、これはあなたが住む地域によって異なるというのが実情です。
様々な要因が絡み合う所ですので、あなたの住んでいるエリアの情報は不動産会社が一番詳しいかもしれません。
需要と供給の関係については国が実態調査を出しているので見てみるといいかもしれません。
様々な情報を組み合わせましょう!
今回はマンション相場の調べ方と事前準備についてご紹介しました。
現在、中古マンションの市場は順調に成長しています。
日本政府も、中古不動産市場を活性化させる方針を打ち出しています。
たくさんの情報を組み合わせて行く事で精緻な周辺のマンション相場を知る事が出来ます。
1つの情報を信じるのではなく、あなたなりに組み合わせて信頼出来る相場観を持つことが大切です。
忙しい中で調査を行うことは大変です。
まずは1分程度で入力が完了する机上査定から始めることをオススメします。