残念ながら離婚により、今あなたが住んでいる家を売却することになった場合に何を確認する必要があると思いますか?
上記のようなケースで多くの人が気になるポイントとし、「住宅ローンがあっても売却が可能」なのかというポイントがまず挙げられます。
また、家を売却した後の税金面はどのような負担になるのかというポイントも考えられます。
今回は、離婚時における不動産売却時におけるチェックポイントを中心にわかりやすく簡潔にまとめましたのでご覧ください。

Contents
まずはあなたの家の価値を把握することからスタートさせましょう!
まず行わなければならない事は、あなたの家の現在の価値を把握することです。
今すぐに家を売却する場合、どの程度の価格で売却が可能なのかを事前に知っておくことで不動産会社や結婚相手との話し合いや資金の収支計画もスムーズに進めることが出来ます。
あなたの家の現在の価値を把握する方法としては、インターネット上で簡単に行う事が出来る『査定』を利用することで相場を知る方法があります。
『査定』と聞くと、実際に不動産会社の担当者があなたの家を訪問してあれこれ調べられるイメージがあるかもしれません。
しかし、最近ではインターネット上で簡単な情報を入力すると、複数の不動産会社から査定額が提示されるサービスがあります。
この簡易査定を利用すれば、複数の不動産会社から提示された査定額を比較することが可能ですので、あなたの家の現在の価値をを把握することが出来ます。
住宅ローンは完済が必要になります
あなたの家の価値を把握することが出来たら、次のステップに進みましょう。
次は、住宅ローンの残債を確認してください。住宅ローンの残高がいくら残っているのかがとても大切になります。
なぜなら、あなたの家を売却するためには住宅ローンを完済する必要があるからです。
理由を簡単に説明すると、住宅ローンを利用した際にあなたの家には抵当権という権利が銀行によって設定されています。
この抵当権が設定されている物件を売却することは出来ないのです。
抵当権が設定されたままの家はいつ抵当権が実行されてもおかしくない状態ですので売却の対象となりません。
ですので、住宅ローンを完済した上で抵当権抹消登記する必要があります。
住宅ローンの完済を行うために必要になるのが、先ほど確認したあなたの家の価値です。
売却する場合の相場と住宅ローンの残債を見比べて、完済が可能であれば売却を進めることが出来ます。
完済が出来ないのであれば、結婚相手との相談の上にお互いが自己資金を捻出する必要がありますが、難しい交渉になることは予想されます。
あなたの家を売却した後の税金は名義の所有者に来ます
仮に、あなたの家の売却が順調に進み、無事に完了した場合、利益が残ると税金が課税されます。
この税金は『譲渡所得』と呼ばれる税金になります。
詳しい譲渡所得の計算方法などはこちらをご覧ください。
この税金ですが、あなたの家に名義人宛に納税義務があります。
もし仮に、売却金額で住宅ローンを完済後に残った金額を養育費などとして夫から妻へと渡していた場合、手元にお金は残っていないのに税金の通知書が来る場合があります。
上記のようなケースが考えられるため事前に利益額を計算した上で課税される税金の金額まで計算し、相手側に渡す金額を決定しなければなりません。
ここは注意が必要になりますので、必ず確認するようにしましょう。

まずはあなたの家の価値を把握し、売却が可能かを確認しましょう
離婚であなたの家を売却することになった場合、面倒で嫌な作業になることでしょう。
ですが、事前の準備で手を抜いてしまうと後々もっと面倒なトラブルを生んでしまうことになります。
まずは、しっかりとあなたの家の価値を把握して売却が可能かを確認する必要があります。
価値を把握する方法は上記でも紹介しましたが、インターネット上の一括簡易査定を利用しましょう。
一回の簡単な情報入力で、複数の不動産会社から提示された査定額を比較することができるので、非常に便利なサービスとなっております。
1分程度で入力は完了するので、早速利用してみて下さい。

