あなたがこれまで長い間住んできたマイホームを売却する際に必ず行うのが『査定』です。
不動産の査定額は右肩下がりに下がり続けるわけではありません、市場の状況や周辺環境、経済環境によって査定額は変化します。
その大切な査定ですが、一言に査定と言っても方法がいくつかあります。
今回はその種類をご紹介します。

不動産の査定額はどうやってわかる?
マイホームの売却を決意したらまずは不動産業者に相談に行く事になります。
あなたの家が持つ周辺環境の特徴によって、どういった売却方法が適切であるかを提案してもらいます。
この不動産会社からの提案を受ける際に大切な事は『複数の声を聞く事』です。
今ではお医者さんもセカンドオピニオンという言葉が定着しています。
最初に訪れた不動産業者の強引セールスに屈せずに、一旦、提案内容を持ち帰って他の不動産会社からの提案を受けましょう。
それぞれの提案を比較する事が大切なのです。
そして、不動産会社から査定を受けると『査定書』が届きますので、複数の査定額を見比べて依頼する不動産会社を決定しましょう。
査定方法の種類をご紹介!
1.現地査定
この現地査定は、文字通り不動産会社の担当者があなたの家の現場を確認して査定を行います。
別名『訪問査定』とも呼ばれています。
あなたの家の周辺環境や家の中の状況を詳細に調査を行うため、精緻な査定結果が期待出来ます。
日当りや土地の現地状況、接続している道路の幅、周辺にあるお店や学校までのアクセスなど現況を確認します。
この訪問査定では事前に揃える必要がある書類があります。
・登記簿謄本
・権利証
・建物の図面など
これらの書類を準備するためには時間がかかってしまいますが、専門家の査定を受ける事が出来ます。
精緻な査定結果を作成するため残念ながら査定書の完成にも少し時間がかかります。
2.簡易査定
こちらは文字通り、簡単なデータなどを基にあなたの家の査定額を算出します。
築年数や周辺の同規模の不動産価格などを基準にあなたの家の査定額が決まります。
こちらの査定方法は不動産屋さんに来店しなくても査定額を調べる事が出来る便利な方法です。
インターネット上での簡単な入力フォームに数カ所入力するだけで査定依頼が完了します。
400社以上の全国にある不動産会社の中で最大で6社から査定額の提示を受ける事が出来ます。
複数の不動産会社から査定を同時に受けられるサービスも最近は複数社出ているので活用してみると一度に複数の査定額を確認出来ます。
査定方法はどちらがいいの?
今回は査定方法の種類をご紹介してきました。
どちらの査定方法が良いかと聞かれれば、あなたが今置かれている状況によって異なります。
ただ、一般的に多くの人は多忙な事を理由に簡易査定を選択します。
1日の仕事終えて、不動産業者が閉店してしまった深夜でもインターネット上で査定を依頼する事が出来るので、気軽に利用する人が多くなっています。
1分程度の簡単な情報入力で最大で6社から同時に複数の査定額の提示を受ける事が出来るので、簡単に査定額の比較をする事が出来ます。
本当に気軽に利用出来るので、今すぐ利用してみましょう!

