不動産市場が活況になりつつあると、報道される機会が増えてきましたね。
そんな中で50歳代〜60歳代で家の住み替えを検討しているあなたにぜひ見て欲しいデータがあります!
あなたの家を購入する可能性がある世代である、今の若い世代がどのような考え方を家に対して持っているかが発表されました。
これは内閣府が毎年行っている世論調査です。
今回はその調査結果からあなたの住み替え計画を今進めるべき理由をご紹介します!

不動産市場が活況な理由
現在、日本国内の都心部を中心とした不動産市場がとても活気付いています。
理由はいくつかあるのですが、個人取引の限定してみると理由を絞る事ができます。
1つ目は『増税前』です。
2015年が終わりにさしかかり、2016年を迎えようとしています。その翌年に実施されるのが消費税の増税です。
現在、新聞紙上を賑わせているのが『軽減税率』です。増税を控えた動きが活発化しているため、心理的に増税を近く感じやすくなっています。
前回の増税時よりも増税額は小さくなりますが、消費税が一桁から二桁へと変わる心理負担は計り知れません。
2つ目の理由は、政府の積極的な緩和によって市場に資金が溢れていることです。
金融機関は有望な貸出先として個人の住宅ローンに狙いを定めています。
不動産に対する積極的な融資姿勢はバブル期並みになっているとの報道もありました。
3つ目は上記の理由ともリンクしますが『低金利』です。
金利はすでに持ち家を持っている人にとってはあまり気になりませんが、購入予備軍の人たちにとっては大切な数字になります。
多くの人が長期固定型の住宅ローンを選択するので、金利の情勢は心理面に大きな影響を与えるのです。
現在の日本は長らく続く超低金利環境になっています。
この状態が長く続くとは限りません。政府の目標通りに物価が上昇してくれば、ゼロ金利政策が終焉を迎える可能性もあるのです。

若い世代の購買意欲に注目!
では、内閣府が発表した『住生活に関する世論調査』を見ていきましょう。
調査結果を見てみると、20代〜30代の人の7割が持ち家を持ちたいと考えています。
この数字は、以前の調査と比べても大きな数字の落ちはございません。
次に、どのような家を持ちたいかとの質問がありました。
ここで注目するデータがあります。
20代の回答で『中古一戸建て』『中古マンション』を希望する人が全体の15%と全世代でダントツ高い数字となっています。
全体の数字が10%となっているので、若い世代が中古不動産を視野に入れて購入計画を立てていると言えます。
こういった流れに拍車をかける事件が発生しました。
そうです、横浜市のマンション傾斜問題です。
あの事件を見た、若い世代はどう思ったでしょうか?新築だから安全なんてもう思えない!そう思ったはずです。
であれば、長年無事に建っている中古マンションの方が、値段的にも手が届きやすいかつマンションとしての安心・安全も歴史が証明しているとなります。
これから、若い世代が中古不動産を購入するケースはまだまだ増えることが予想されます。
あなたの家の買い替えは今がチャンスという理由がお分かりいただけだと思います。

築古でも他の不動産より良く魅せるコツとは?
と言っても、築年数をごまかす事は出来ません。
築年数が長くなると経年劣化がどうしても出てしまいます。
クリーニングでは、どうする事もできない問題に直面する可能性がもあります。
そこでオススメしたのいが『プチリフォーム』です。
リビングや寝室などの各部屋の壁紙やクロス、天井クロスなどを今の若い世代が好む色に張り替えるのです。
この作業をするだけで、見違えるように部屋の雰囲気が変わります。
賃貸物件などでよく取られる手法なのですが、色を工夫するだけで部屋を広く見せたり、明るく見せたりすることができます。
部屋の印象がガラッと変わるため、何もしていない築古の他の不動産と比べた場合、かなりの好印象を勝ち取ることが出来ます。

思い立ったが吉日
あなたの住み替え計画を後押ししたく、今回はデータを基に『今がチャンス』である事をご紹介しました。
不動産の売却や住み替え、買い替えなどは『思い立ったが吉日』です!
実際に取り組み始めると、思ったよりも日にちがかかる作業になります。
そのため、家の売却などは事前の計画がとても大切になります。
収支計画をしっかりと立てた上で、物事を進めるようにしましょう。
計画のスタートはあなたの家の価値を知ることから始まります。その方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧下さい!