家を売りに出してから内覧までは順調に進むものの成約までに至らない。
このような悩みを抱えている場合、不動産会社を有効活用しましょう。
内覧に来た候補者が購入を決心しなかった理由はあなたには伝わりません。
この理由を突き止めることで家を売るための道筋が見えてきます。
今回は内覧後に売れないと悩むあなたへの解決策をご紹介します。

内覧が売却に向けた大一番
中古の家を買うか悩む購入者にとって内覧は重要な場面です。
わたしも中学生のころに親が家を買うことになり中古の家を見に行ったことがあります。
所有者が住んでいる家を内覧したのですが2階のある部屋で屋根が大きく破損していました。
売主からは売却が決まれば修理しますとの説明を受けました。
しかし。
家が壊れたまま放置しているような所有者の家を買いたいと思いません。
結局、内覧した家を買うことはありませんでした。
内覧が買主にとって重要なタイミングとなることを理解した上で準備する必要があります。
内覧に向けた家の中の掃除に関する記事もご覧下さい。
内覧は増えても成約しない
内覧を希望する人が増え、連日のように内覧者が訪れるのに成約しない。
このような状態であれば家の中に大きな課題が隠れています。
代表的な例をあげます。
- 入り口の外が汚い
- キッチンが汚い
- 風呂・トイレが汚い
- ベランダ・庭が汚い
- 臭い
これらの項目で1つでも該当すれば売却は難しくなります。
内覧の前に掃除を行うことは基本中の基本です。
掃除だけでなく整理整頓や断捨離も実施しましょう。
不要なものは破棄して物を減らすことも大切です。
最後に気をつけたいことは家の中の換気です。
特に玄関に気をつけましょう。
入室してすぐに臭ければ第一印象が最悪です。
最低限の準備をした上で内覧者を迎え入れることを徹底するようにしてください。
不動産会社を有効活用
内覧者がなぜ購入を決意しなかった理由を調べる方法です。
内覧に来た人は内覧中に文句や問題点の指摘は行いません。
帰った後に担当者と打ち合わせをしながら問題点の洗い出しを行います。
- 値段と合わない
- 特定部分が汚すぎる
- 広さがイメージと違った
内覧に来た人があなたの家を買わなかった原因を知ることが出来れば次に生かすことができます。
そこで頼りたい存在があなたを担当する不動産会社です。
担当者に内覧者が買わなかった理由を聞き取りするように依頼しましょう。
不動産会社同士の付き合いであれば購入しなかった理由を探ることが出来ます。
ダメだった理由を知れば、改善することもできます。
これまでの失敗を糧に次の内覧に向けて準備を行いましょう。
まとめ
今回は内覧後に成約しない理由を探る方法についてご紹介しました。
内覧者がなぜ購入を決意しなかったか知るためには不動産会社の担当者が重要です。
あなたの代わりに理由を先方の不動産会社へ探る役目を担います。
親切であなたに親身な担当者でないと頼りにくいですよね。
不動産会社選びが大切な理由もここにあります。
内覧で失敗してしまった理由を知り、次の内覧に向けて準備を行いましょう。