地方だからと相場よりも安い査定額を信じてしまったBさん〜家の売却失敗談②〜

長い間、住み続けた大切なあなたのマンションを売却する事になった場合、多くの人は分からない事だらけになってしまいます。

まず売却に向けて何から始めればいいのかが分からないでしょう。

次に、不動産会社の担当者から説明された内容が本当に正しいのかを判断する基準がありません。

不動産の購入という経験はあっても、不動産を売却する経験をした方は多くありません。

それは意外な事に不動産会社の担当者も同じなんです。

今回は手狭になったマンションの住み替えが舞台です。

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家族の成長がきっかけで現在のマンションが手狭に

Bさんは嬉しい事に家族の成長によって住んでいたマンションが手狭になりました。

部屋数が足りなくなってきた事もあり、住み替えを検討するようになりました。

当然ですが、お子さん達は引っ越しによって転校となる事に対して不安に思っていたようです。

そのため、地域間の住み替えをしなくて済むように地元の小さな不動産会社にBさんは相談に行きました。

住み替えを検討しているという事もあって担当者は親身になって相談に乗ってくれました。

新しく購入する事になるマンションに関しても様々な提案をしてくれました。

熱心にBさんが抱えている課題に対して解決案となるような提案をしてくれたのです。

お子さんの事も考えて、転校が不要な住み替えや残念ながら転校が必要でありながらも近くに住み替える案などBさんの気持ちを汲んだ提案でした。

その熱心な姿勢にBさんも心を開いていったのです。

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マンションの査定額を見てびっくり

後日、訪問査定に訪れた担当者はあなたが長年住んだマンションに対しても一定の評価をつけていきました。

査定中は小さな点にも目配りしながらBさんが大切に住んできたマンションを褒めていました。

しかし、後日郵送で送られてきたマンションの査定額を見てびっくりしたのはBさんでした。

査定額がBさんが考えていた査定額よりも2割ほど低かったのです。

びっくりしたBさんは担当者に問い合わせました。

担当者から言われたのは『地方都市のマンションで評価が出なかった』と言われました。

Bさんは立てていた収支計画に影響が出てしまうため、他の不動産会社の査定を受けるか迷いました。

しかし、親身になって相談してくれた担当者に後ろめたい気持ちが強く出てしまい、この査定額を受け入れて売却手続きを進める事になりました。

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予定外の自己資金を出し、新しいマンションを購入する事に

結果的に、Bさんはお子さん達が希望していた転校が不要な住み替えを実現出来ました。

しかし、Bさんにとっては予定外の自己資金を出す事になってしまいました。

結局、相場よりも2割以上安い金額でマンションを売却をする事になりました。

もちろん、買い手はすぐに見つかって計画通りに住み替えは進みました。

Bさんにとっては心に引っ掛かりが残っているのも事実です。

客観的な自分なりの評価を持っておくこと

今回のようなケースはよくある事です。

Bさんの思いもわかります。

ですが、不動産会社の担当者の言いなりになってしまう事と自分なりの基準を持っておく事では全く違います。

査定額が出た後に、A社の不動産会社の査定額はいくらだったB社の不動産会社の査定額はいくらだったというデータがある事は建設的な意見につながります。

今は地方都市のマンションであっても、正確な査定をしてくれる時代です。

インターネットを利用すれば簡単に複数の不動産会社から査定額の提示を受ける事が出来ます。

あなた自身でも自分なりの評価を持つようにしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

大学生のときに宅建を取得。自身でも不動産賃貸業を営んでいます。だからこそ、不動産会社との付き合い経験も多く皆様がお困りな点などをアドバイスできます。はじめての売却は業者側とあなたとの間に大きな情報の格差があります。騙されないためにも客観的な情報を持って落ち着いて交渉しましょう!