売却の時期を間違えてしまったFさん〜家の売却失敗談①〜

今まで、長年住み続けて思い出を作って来た大切なマイホーム。

みなさん様々な事情があって、大切な家の売却を決意されます。

そんな中で、残念ながら失敗談を耳にする事があります。

大切な決断をしたあなたにはこんな失敗をして欲しくないという思いから少しご紹介致します。

最初の失敗談は定年後のマンション売却です。

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家族が巣立った後のマンションの買い替え

今回、ご紹介するFさんはお子さんがみなさん巣立ち、住んでいたマンションが手広くなってしまいました。

3月末で退職され、心機一転、奥様ともう少し小さいけれど駅に近い便利なマンションに引っ越す計画を立てました。

Fさんが住んでいたマンションは学校やスーパーが近くにあるものの1番近くにある最寄り駅まではバスを使わないといけない地域にありました。

一方で、退職金が入ったこともあり、住宅ローンの返済資金は手元に十分にありました。

Fさんはマンションの売却を急いでいたわけではなく、ゆっくりといい物件を探しながら売却手続きを進めるつもりでいました。

退職で時間が出来た6月頃、Fさんは奥様と買い物のついでに駅前にある小さな不動産屋さんに足を運びました。

Fさんは不動産の売却経験がなかったので、不動産会社からいろいろとアドバイスを貰うつもりだったのです。

パワーセールスのスタート

不動産業者に立ち寄ったFさんを待っていたのが若い営業マンでした。

売却して住み替えを検討していると伝えると、すぐに今住んでいるマンションを査定しますと言ってきました。

担当者は簡易査定を行い、あっという間に簡単な査定額が算出されました。

上記で述べたようにバスを利用しないといけない立地のマンションですが、相場よりも少し高めの査定額が出ました。

査定額に喜んだFさんでしたが、ここで営業マンが一言。

査定額は十分に出ますが、今は時期が旬ではないので売却額は2割ほど下がります。

この言葉を聞き、売却を急いでいなかったFさんはそのまま帰ろうとしましたが、ここで逃がさないのが営業マンです。

すかさず、住み替え先の新しいマンションなども積極的に提案し、Fさんと少しずつ打ち解けるようになりました。

熱意に負けて売却するも、心に引っかかりを残してしまった

その後もFさんに熱意を持ったセールスを続けたこの営業マンにFさんも折れました。

最後はFさん自身も納得した上で、売却の媒介契約を結び無事に売却先も決まりました。

相場よりも2割ほど安かったため、すぐに買い主も見つかりました。

住み替えのマンションも営業マンが提案してきた、駅前の小さなマンションに無事に決まりました。

少し予算オーバーでしたが、熱心に新しいマンションを探してくれた営業マンのためという思いもあり購入しました。

Fさんは不満が残っているわけではありません。

ですが、心に少し引っかかりを持ったまま今も生活しています。

金額の大きい不動産にとって2割安は大きな減額になってしまいます。

不動産売却の旬の時期である3月まで待ってから売却すれば良かったと心の中では少し後悔する事になってしまいました。

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セカンドオピニオンの大切さ

さて、今回のFさんの失敗談ですが何をすれば良かったのでしょうか。

もちろん、大きな不満は残っていません。

ですが、もう少し他の人の意見を聞くべきだったのかもしれませんね。

この営業マンは自分の成績を重視していた可能性が高いです。

売りと買い両方で仲介手数料を獲得出来るチャンスだったからです。これは営業ノルマがきつい人にとっては宝の山です。

もし、本当にFさんの事を考える営業マンに出会えていれば、旬の時期まで関係を築いて売却をしたかもしれません。

マイホームの売却でもセカンドオピニオンが大切なのが分かりますね。

家の売却においてセカンドピニオンとなるのが、複数の不動産会社から簡易査定を受ける方法です。

インターネット上で簡単な情報を入力するだけで、400社以上の不動産会社の中から最大6社の査定を受ける事が出来ます。

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ABOUTこの記事をかいた人

大学生のときに宅建を取得。自身でも不動産賃貸業を営んでいます。だからこそ、不動産会社との付き合い経験も多く皆様がお困りな点などをアドバイスできます。はじめての売却は業者側とあなたとの間に大きな情報の格差があります。騙されないためにも客観的な情報を持って落ち着いて交渉しましょう!